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ナイチンゲールに学ぶ⑨、進歩と退歩

5月12日は
「国際看護の日」でナイチンゲールの誕生日である。

「新訳・ナイチンゲール書簡集」を本棚から取り出し、久しぶりに読んでいる。
今日はその書簡集のナイチンゲールの言葉から学びたい。

 『私たち看護するものにとって、看護とは、私たちが年ごと月ごと週ごとに《進歩》しつづけていないかぎりは、まさに《退歩》しているといえる、そういうものなのです。
 経験を積めば積むほど、私たちはますます進歩していくことができるのです。あなた方が私たちと共に過ごした一年間の訓練で得た進歩といえども、訓練を終えた《後に》毎年為し遂げていかねばならない進歩に比べれば、無に等しいといえるでしょう。
……。学ぶべきことはすべて学び終えた」と思っているような女性は、《看護婦とは何か》をまったく理解していない人であり、また《これからも》絶対に理解することはないでしょう。彼女はすでに退歩して《しまって》いるのです。……。優れた看護婦は何年仕事をつづけていても「私は毎日何かを学んでいます」というものなのです。』

 私は28歳で長崎リハ学院に入学、31歳で卒業。理学療法士になって40年、今も現役で理学療法士として働き、日々学習を続けている。
 理学療法士になって40年間、続けていることがある。「洗足」である。新しく入居した方には挨拶代わりに「洗足」を行う。また入浴介助に入る時には、先ず足湯/洗足を行うようにしている。
  
 明後日5月15日は会社創設27年になる。今一度ナイチンゲールに倣い前進(進歩)したい。また、優れた理学療法士にはなれないまでも、良き理学療法士(サマリア人)でありたい。
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