66年のふりかえり④(31~44歳)、アドベント③

あつしぇーい

2020年12月13日 09:10

2020.12.13、教会ではアドベント3本目の灯(喜び)が灯った。
66年のふりかえり④、オリブ山病院での取り組み

<プロロ-グ>(1985年以前)
初めて私がオリブ山病院を訪問したのは、1983年3月、長崎リハ学院1年終了時の春休みである。その年たがみ病院からオリブ山病院に改称。本館を増築し、3階内科病棟と同じフロアーにリハビリ室も設置された。竣工したばかりの病棟とリハビリ室を副院長に案内して頂いた。その時の面談でオリブ山病院に就職を決め、2年生になる4月から奨学資金を受けることになる。

<病院内におけるリハビリの拡充> (1985-1989年)
1985年4月、私が理学療法士として就職してからオリブ山病院におけるリハビリ(機能訓練)は始まった。その年の9月、リハビリ室を拡張、運動療法の基準認可。翌1986年4月、作業療法士を採用し精神科作業療法開始。1987年1月、精神科作業療法基準認可。 同12月リハビリセンターを認知症(第8)病棟に併設。 1988年9月、作業療法(内科)基準認可。同年言語療法開始。1989年9月新内科病棟にリハビリ室を併設。
1989年度までの5年間の間に内科、精神科、第8(認知症)病棟、新内科病棟と対象者を広げ、87年5月にリハビリ室からリハビリ課へ。89年6月にリハビリ部へと昇格。職員も20名に増え、すべての病棟にPT、OTが関わるようになった。

<地域リハビリテーションの展開>(1990-1994年)
1990年3月、老人保健施設「オリブ園」開設。1991年10月に精神科新病棟落成。1991年、県主催の第一回「地域リハビリテーション交流会」にオリブ山のリハスタッフをボランティアとして動員する。1992年、旧精神科女子病棟を改装し「老人デイケア」「重度認知症デイケア」開設。同年「老人訪問看護ステ-ション」開設。1994年、訪問リハ室を設置し二人のPTを配置。地域に人材を集める。1995年1月、オリブ山病院の施設と人材を提供し「やまびこ大学校」(障害者の日中活動支援)を開校する。

<リハビリ部から地域支援部へ>(1995~1998年)
1996年5月、精神科デイケア施設基準認可。1996年9月、在宅介護支援センター受託準備のため事務所を病院の外へ引っ越し。訪問看護ステ-ションと訪問リハも同時に移転。1997年7月、在宅介護支援センターを那覇市から受託。同7月、精神科ナイトケア施設基準認可。1998年1月、地域支援部を創設、私は地域支援部長に就任。病院から地域へ向きを変える。
1998年5月、(有)ケアエンドサービス設立、私は代表取締役に就任。資本金800万円、出資者49人。
1998年6月、那覇市から「障害者デイサービス小規模介護型」の委託を受ける。
1998年8月、デンマーク・ノルウエー 13日間の旅へ、北欧の地域ケア・在宅ケアを視察。 (続く)




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