ドラッカーに学ぶ、⑤自己開発(あなたが責任者なのだ)

あつしぇーい

2020年09月17日 23:11

昨夜菅新内閣が発足、今日から始動した。注目は河野太郎氏(行政改革大臣、沖縄担当相)である。早速玉城知事に今週末にも来県して会談したいと意向を伝えたという。河野氏といえば、新型迎撃ミサイルシステムイージスアシュア配備計画の停止を6月15日突如表明し、話題になったことは記憶に新しい。理由が「改修に10年2000億円の投資に見合わない」というものだった。その視点から言えば辺野古新基地建設はもっと見合わないはずである。玉城知事との初会談で何を語るのか楽しみである。

<自己開発>
自己開発のために最も優先すべきは、卓越性の追求である。
技術なくしてはよい仕事もありえず、自尊の心もありえず、人としての成長もありえない。

自己開発は、組織の使命と深いかかわりがある。
組織に働く人々のほとんどは、組織のビジョンを共有しない限り、その機関での仕事を続けようとはしないものである。

成果を重視している組織では、色あせた人たちがいつまでも組織に留まっていられないほど、多くの時間と労働を要求している。
不満も建設的でなければならない。

個々人の開発に最も責任を有しているのは、あなた自身であってあなたの上司ではない。
成功をもたらす要諦は、責任感である。大事なものは地位ではなく責任である。

責任を第一に考えるということは、自らの総力をあげてコミットするということである。
コミットとは、責任を持って引き受ける意思表示のことを意味する。

いまや学ぶべきは、いかに人と共に働くかということである。
自己開発は哲学でもなければ、よき意図でもない。行動である。

この本を読んだ結果として、
明日あなたは何をするか。そして、何をやめるかと、問いかけて本書を閉じる。
(ドラッカー「非営利組織の経営」より抜粋)




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