5月29日、母下顎呼吸始まる

あつしぇーい

2024年05月30日 21:42

5月29日(水)
午前1時経塚に行く。母は顎呼吸が始まっている。
サーチも上が84までしか上がらない。下は70まで下がる。
無呼吸が一分以上続き、下顎呼吸が始まる。
手足の指が冷たい。
特に足指が紫になってチアノーゼが始まっている。
午前4時ごろまで手足指を擦り、もみ続ける。
それでもサーチは上がらない。

いよいよだと思い、4時過ぎに富子さんと家内と、
長野にいる娘に電話を入れる。
娘とはテレビ電話でつなぎ、母に娘の声を聴かせる。
「ばあちゃん、ありがとう」と
娘は涙を流しながら、声をかけた。

富子さんが6時前に出勤した。
間に合ってよかった。安堵して疲れがどっときた。
デイのナースが7時半頃、出勤して吸引を行った。

具志堅牧師にメールを入れると、
「いつでもそちらに向かうことは可能です」
との返事を頂いた。
富子さんら訪問介護のスタッフと、
母のお別れ会を午後1時に行うことを告げて
私は家にいったん戻った。

1時間ほど爆睡して、再び経塚に向かった。
甥(父の弟の息子)が9時過ぎに駆けつけて、
しばらく、母に寄り添った。
母は、無呼吸の頻度は変わらないが、
朝方より呼吸はやや穏やかになっている。

10時ごろ母の孫(私の次女)が来て、
母の居室でバイオリンの音を響かせた。
12時過ぎに姉も来て、
午後4時過ぎまで母のそばにいた。

午後7時頃、次女夫婦と孫4人が経塚に来て、
孫たち全員が母の手を握って声をかけた。

午後8時前、甥が再び来て、私と一緒に
母のベッドを挟んで2人で母の手足指を擦った。

その日の夜は、夜勤の職員にすべてゆだねて
午後8時半に2人一緒に経塚を後にした。






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