5月13日、2023年度ケアエンドサービス職員研修会を経塚のデイサービス小枝で開催した。
テーマは「新型コロナ感染症とこれから」
5月8日、コロナが5類に移行されることに伴い、これからの感染対策を、どうするのかということを職員で共通理解をするため、専門の医師を招き学びの場を設けた。実に4年ぶりの対面での研修会である。
講師は那覇市立病院内科部長、知花なおみ先生
参加者は経塚デイサービス職員等を中心に30人。
これからの施設での感染対策として知花先生は
主に5つのことを強化するようにと語られた。
①感染者の早期発見と隔離
(発熱者、有症状者の隔離とスクリーニング)
②職員のマスク着用
③換気の徹底
④ゆとりある勤務体制(主に夜勤)
⑤メンタルヘルス対策
①、②、③については、これまでと同じように継続して実施する。
④については、慢性的に夜勤者が不足しているのが現状である。
これからは、日勤(デイ)と夜勤を併用できる職員を育成したい。
夜勤者が長期で休んでも対応できるゆとりのある体制を作りたい。
⑤については、これからの大きな課題である。
今年度は一次予防に取り組みたい。まずは健康診断の100%実施すること。
ストレスの要因となる職場環境の問題点を把握し、できることから改善していきたい。
およそ1時間の講演は、病院での事例をあげながら、よどみなく飽きさせない内容であった。
研修終了後に、先生の持ってきた教育用の手洗いチェッカーで、参加した職員全員が手洗いを実施して盛り上がった。私は2回洗っても、汚れはよく落ちていなかった。
基本中の基本である手洗いが、いかに不十分であったかを知らされた。
この学びをこれからの感染対策に生かしたい。
知花なおみ先生、ご奉仕ありがとうございました。