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職員研修⑥、ケアとは?ケアの原点

ケアCare(看護/介護)とは、
Sorrowと語源を同じくし、「~を気の毒に思う」
という情緒的な要素を含むことばであり
「人が必要とし,望んでいることに関心を持ち、
思いやりを込めて手をさしのべ、それに応える」
という意味を持っている。

ケアCare(看護/介護)は、
対象である人間を理解することから始まる
この理解を可能にするためには、
個としての人間を尊重できること、
また、共感できることが必要である

「理解する」は英語でUnder standという
Under/stand、文字通り読むと下に立つとなる
下に立つとは、「しゃがむ」ということである
保育園や幼稚園の先生は、子どもと話すとき
しゃがむ。しゃがむことによって目線が合う
これが大事である

十字架にかかる前日、
「洗足の木曜日」と呼ばれる最後の晩餐でのこと
イエスは、しゃがんで弟子たちの足を洗った
そして、多くの言葉(遺言)を残した
そこに、ケアCareの原点を見ることができる

<ヨハネによる福音書13章 より抜粋>
イエスは夕食の席から立ちあがって上着を脱ぎ、
手拭いを取って腰に巻かれた。
それから、たらいに水を汲んで弟子たちの足を洗い、
腰に巻いた手拭いで拭き始められた。
最後にペトロの番に来ると、
「私の足など決して洗わないで下さい」
とペトロは、足を洗ってもらうことに抵抗を示した。

そのペトロに対してイエスは、次のように言った。
「私のしていることは、今あなたには分からないが、後で分かるようになる」
「もし、私があなたを洗わないなら、あなたは私と何の関係もなくなる」
「主であり、師である私があなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合うべきである」
「私があなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと模範を示したのだ」


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