<基本理念1と解説>
1、快適な住いと安心できる介護を提供します。
快適な住い(居室)は、新鮮な空気、陽光、
暖かさ、清潔さ、静かさが適切に保たれている。
(ナイチンゲール「看護覚え書」より)
室内に風と光を十二分に取り入れること。
温度を適切に保つこと、常に清潔にすること。
以上のことは、快適な環境を整えるために、
必要不可欠のことである。
そして、
静かさを保つことは安心できる介護に繋がる。
大声を出さない、怒りの感情を表出しない等、
介護する人が配慮すべきことである。
「どんなに換気に努めてみても、
清掃の行き届いていない部屋では、
空気を新鮮にすることはできない」
「新鮮な空気を愛する人々にとって、疫病神、
すなわち”ほこり”(ウイルス)を追い出すための方法、
それはあらゆるものを、濡れ雑巾で拭くことである」
「ほこりの溜まった不衛生な居室は病人の回復を妨げます。
ほこりをまめに除去して、居室を清潔に保ちましょう」
と、ナイチンゲールは強調しています。
ぶどうの木経塚では、開設当初から非常勤の職員2人が
(月~土曜の7時~11時)清掃、洗濯等を行っています。
また、「からし種の会」の訓練生(2人)と職員の方が
(月~金曜の9時~11時)B型就労支援事業として、
モップ掛け(濡れ雑巾で拭く)を行なっております。
上記は介護保険事業としては算定されないのもですが、
ナイチンゲールの教えに従い実施しています。
5月12日(月)は
ナイチンゲールの誕生日で「国際看護の日」です。
今一度、ナイチンゲールに学ぶと同時に
会社の基本理念を心に刻みたいと思います。