プロジェクト神里物語

4月26日（金）
デイサービス小枝の職員研修を行った。
「不適切なケア」についての映像を見て、
「介護現場のストレスマネジメント」の研修に
参加した職員からの報告を受け、その後、
会社の基本理念を確認をし話合いを持った。

4年間のコロナ過の苦難と会社存続の危機を
県等の多くの支援と、職員の踏ん張りにより
乗り越えることができたことに、先ず感謝。

その上で
（虐待や身体拘束のこと等、課題は諸々あるが）
今一度、会社創設の基本理念に立ち返り、
新たな気持ちで、2024年度の歩みを始めたい。

＜理念＞
わたしたちは、
１、快適な住いと安心できる介護を提供します。
２、個別のニーズに応じた介護/支援を行います。
３、介護/支援を通して地域社会に貢献します。

＜解説＞
１、快適な住いと安心できる介護を提供します。
快適な住い（居室）は新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさが適切に保たれている（ナイチンゲール「看護覚書き」）。
室内に風と光を十二分に取り入れる。温度を適切に保つ。常に清潔にする。以上の環境を整えることは、必要不可欠のことである。
静かさを保つことは安心できる介護に繋がる。大声を出さない、怒りの感情を表出しない等、介護する人が配慮すべきことである。

２、個別のニーズに応じたサービスを行います。
そのために、日々学習を重ね、介護技術とコミュニケーション能力を磨くとともに、信頼できる仲間を増やし、専門職として役割を担うこと。個別の目標を設定し、目標を全員で共有し、その達成のためチームが一つになること。
家族の協力を得て、訪問診療所に医師や訪問看護（師）と連携して、最期までホームで看取りたい

３、介護/支援を通して地域社会に貢献します。
顧客の満足を得てはじめて顧客を創造できる。顧客を創造することによって雇用が生まれる。雇用を創出し介護する人を育成することによって地域社会に貢献したい。そのためには、私たち自身が信頼に足る介護する人になることが求められている。

＜介護に携わる私たちの使命＞
『介護を愛し、介護にある交わりを深め、介護にあって成長し、
介護に仕え、介護を伝えること』　
私たちの目指すべきは、伝説（語り継がれる）となるケアである。
（続く）